美しい自然を次の世代に手渡すために

tennen

天然繊維の服を纏う。
ほつれたら直してまた纏う。

裁断クズやボロになった服は、
もう一度繊維に戻して編みあげる。

それでも着られなくなったら、
土に還して、コットンの種を蒔く。

そうしてまた、糸を紡ぐ。

空と海とを交互にめぐる水のように、

人肌と野生のあいだを悠久にめぐり続ける。

tennenの服を纏うということ。

それはつまり、自然を纏うということ。

tennenの4つの想い

手放しでお洒落を楽しめない世界が、すぐそこに?

環境省が制作した「環境とファッション」の報告によれば、アパレル産業
は石油産業に次ぐ世界第二の汚染産業。大量生産、大量消費、大量廃棄は
深刻な課題で、日本だけでも年間約80万トンの服が供給されて、年間約
50万トンもの衣料が廃棄に。また、その服を作ってくれてる人たちに対
する人権や、製造による環境汚染も明らかになっています……。

天然素材にこだわり、
肌触りや着心地の良い素材を追求し、
石油由来合繊以前の天然素材の技術に
現代の日本の技術や発想を加えて
新たな服を作ることにチャレンジしています。

ゴミを生まないアパレルブランド?

私たち人間はこの地球の恵みに支えられながら生活していますが、
自然や資源は決して使い捨ての消耗品ではありません。
そんななかでモノを提供する私たちメーカーが行うべきことは単純明快。
「ゴミを出さない、ゴミを生まないモノづくり」をすることです。

tennenの製品は、大切に使い続けられて、使い古したら再利用して、
最後には土に還すことができる天然素材製。
私たちは従来のアパレル業界の悪しき慣習を打ち破り、
人にも地球にも優しい新しいライフスタイルを提案していきます。

つい何年も着続けている。
そんな服、ありますよね?

いくらリサイクルやアップサイクルが盛んになっているとはいえ、そもそも着られない服を作り続けることが、現在の悪循環の根源です。この流れを断ち切るためには、捨てたくないほど愛される服を作ることが欠かせません。

だから私たちが目指すのは、プレミアムな素材による質感や着心地を追求した、皆さんのお気に入りになる快適な一着です。tennenのアイテムの多くはシンプルで飽きのこない、かつ老若男女誰もが着用できるスタイル。毎日着たくなるような優しい肌触りや、快適で丈夫な生地感、そして緻密なパターンメイキングによって、究極のデイリーウェアを生み出しています。

“天撚”の服で、自然がもたらす天然の力を感じませんか?

tennenで使用する繊維は、化学繊維が生まれる以前から長きに渡って重宝されてきた天然繊維だけ。
コットン、ヘンプ、メリノウール、和紙など、それぞれの繊維が持っている機能を活かした
製品づくりを行っています。

さらに私たちは、使い古されたコットン衣料をリサイクルした糸を利用した“BORO”シリーズも展開。
近年は急激に化学繊維のリサイクルが進んでいますが、これまで一般的でなかった天然素材の
リサイクルにも挑戦するなど、tennenは現代の日本の技術とクリエイティビティをもって、
心地よく長く愛される服を作り続けています。

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