チャレンジなのです!

先日、大阪の和歌山近くにその名も大正時代から創業している「大正紡績」に行ってきました。
目的は以前から少しづつ進んでいるリサイクル糸を作るためにです。

簡単に説明すると
繊維リサイクル業者(ナカノ株)で捨てられた洋服たちを解体→綿にする→大正紡績で糸にする。→ホールガーメントで製品(ゴミが出ない)というプロジェクトを実践するためです。
この仕組みはおそらく今まで誰もチャレンジした事なく、我々もどうなるかわからないというのが現状です。ですから、チャレンジなのです。

先にも言ったようにアパレル業界ではリサイクル100%を試みるメーカーはほぼ皆無だとおもいます。大正紡績すら経験がないので、担当していただいてる森田さんもどうなるかわからないとおっしゃってました。笑
もちろんリサイクル業者のナカノの藤田さんも初めてです。
もう一度言っちゃいます。「リサイクル100%」はみんな初めての試みなんです。
さてどうなる事やら。でもこのチャレンジは本当にワクワクしてしまいます。
しかもオール日本チームで作ります。
本当に関心してしまうのは、今回リサイクルした綿は100kg。実は紡績会社にしてみるとこの程度の単位の紡績は本当に少ないロットなんです。そういうのを皆で新しい事にチャレンジし、良い商品を世の中に出したい。という思いだけで繋がっているような気がします。
本当にありがたいですね。

さて今回はまず今回の工程を簡単に説明すると、まずゴミからできた(捨てられて回収した洋服)綿から余計なゴミや太い縫い糸などをなるべく間引く工程を経て、スライバーにしていきます。スライバーっていうのは直径3~4cmのうどん状に綿をしていく様を言います。どうしてもリサイクル100%なので、少しだけ合繊が入ってしまいます。それがまた糸にするときに悪さしたりする事もあります。なのでその調整は大正紡績の職人の方達の熱意と努力によって実現するんです。

本当に面白い。そしてワクワクする出来事なんです。

そしての僕らの夢はその糸を使い、ホールガーメントという縫い代がない編みによって、裁断のゴミを出さずに製品を流通させる事なんです。流通させるのは売らなくては流通しないのです。
流通させてこそ、みんながwin winになる仕組みなんです。

そして世の中もっと面白くなればいいですね。

次はうまくいけばの話ですが、出来上がった糸をお見せする事ができると思います。

Dec 7, 2018 | Category:blog, column, news