BOROのプロジェクト。すなわち廃棄されたコットン製品から新たな製品を生み出すプロジェクト。天然繊維リサイクルの挑戦。
今年で3年目になります。
1年目は協力工場のコンセンサスと可能性。
2年目はテストと実践。
3年目は多くの挫折と再挑戦。
まぁこんなところが今のところの大雑把な過程です。
こんにちは。こんばんは。最近春っぽくなってきましたね!
さて、このBOROプロジェクトですが、先日発展した動きがありました。
そこで新しく材料を繊維リサイクルのナカノさんに用意してもらい、
更なる高みを目指して動いています。
私たちがこのプロジェクトを始めた時には、まだ同じような取り組みをしているメーカーもありませんでしたし、頭の中ではその難しさに足踏みしそうになる事も多々ありました。ある大手アパレル企業さんからはこんな事やって何か意味があるのか?とも言われました。笑 本当です。
一般的には新しいプロジェクトを始める時には、リサーチや市場調査から始めたり、膨大な情報をとってみたり。ここがこうしているから、こうすればもっとよくなるんじゃない?みたいな事ってよくあります。いわゆる「踏襲型の上乗せ成功事例の確認」に時間を費やしたりします。
でもそれってパロディやモノマネでやっていくならいいけど、今回のような暗闇の中から光を探すような、誰もやっていないような事には意味がないものです。前例がないのだから。だから大変だし面白い。
ではどうすればいいのか?
それはズバリ、結局のところ「直感」。直感といっても闇雲に判断するのではなく、そこには今まで導き出された自分なりの根拠があります。臭覚もあります。その上で、という事です。そして「思い切り」。それと大事なのは「共感心」。賛同してくれる人々の声はとても勇気になるし、決して一人では出来ないので助けてもらえます(その人たちもきっと直感)。そして最も大事なのは「信じきる事」だと思います。反対の声や成果が出ない時は本当にそれしかありません。それを3年間やってきて、もう少し手を伸ばせば届く距離にきました。難しいからやる意味があると信じています。
あともう少し。本当にもう少し。
そんなわけで懲りずに続けて行こうと思っています。
皆さんご支援、ご協力をこれからも是非よろしくお願いします。
Mar 4, 2021 | Category:news