シャツ嫌いをうならせたい(に挑戦状)!
「Tシャツ感覚で着られる」こんなシャツなら、どうですか?
みなさん休日でどうすごしたいですか? リラックスしたい? アクティブに遊びたい?
本当はTシャツがいいけど、ちょっとだけちゃんとしたい。とか。着こなしでシャツもいいとか。
そんな時に、オンタイムのカチッとしたシャツって着たいでしょうか?
tennenはそんな声に応えてまるでTシャツのようなシャツを作りました。
シャツって意外としっかりと芯地が入っていて、ステッチもバッチリしていて、どうも固くなりがちです。
そこでtennenはそれらをなるべく排除しちゃいました。
ます、素材。
こちらは柔らかいオーガニックコットンのオックスを採用。
オックスといってもとてもそれは組織の話。実際はとても柔らかいのです。世間でいうオックスフォードのボタンダウンなどとちょっと違います。
そして仕上げには、シルクのプロテイン成分を超微粉末にして製品に吹きかけたシルクプロテイン加工を施しています。シルクは人の肌に近いアミノ酸を大量に含んでいるので、直感的にその優しい肌ざわりを感じてもらえると思います。
デザインだって着心地優先!
袖の切り替えをなくし、見頃から自然と袖につながるデザインなので、縫い代があたる事なく、着心地抜群。
衿を小さめにして主張を抑え気味に。
なるべくステッチも排除して、芯地もコットン100%のものを極力少なめに使用し、柔らかい仕上げに。
さらにいうと前身頃の裏にオーガニックコットンガーゼを施し、見た目の柔らかさと、実際に来た時の気持ち良さも実現しています。
そして、見た目のカラー。
このシャツは製品を草木染めしています。草木染めは、日本に1200年以上前からいまに伝わる、植物を染料とした染め技法。このシャツは藍で染められています。
その特徴は、化学染料とはまたひと味違った優しく深い色みと、経年変化する色の移ろいの楽しみでしょう。素の自分に戻る家族と一緒に過ごす時間をより優しく演出してくれます。
しかも、草木染めながら化学的なアプローチで、すぐ色落ちしてしまう草木の色をしっかり定着させることを実現しているので、極端な色落ちの心配もありません。
製品染め&自然乾燥なので、洗いざらしの風合いと独特のシワ感がよりナチュラルな雰囲気を醸し出しつつ、これ以上縮むことなく着続けられます。
リサイクルを前提としたもの作り。
このシャツはすべて天然100%で作られています。それはリサイクルを前提としているからです。
縫い糸、ブランドネーム、品質表示タグもすべてコットン100%。
万が一 海や山に忘れてもゴミにならないよう、ボタンまで椰子の種からできている成分解性100%の素材を使っているので、環境への配慮もおこたりません。
Tシャツ感覚で着られるシャツ。これでスーパーリラックスな休日をすごしてくださいね。
藍染って? 琉球藍のジャパンブルーシリーズ。
今回は限定商品として各アイテムに藍染シリーズがラインアップします。
東京店、オンラインショップに限って販売いたします。
藍は人類最古の染料とも言われ、世界各地で使われていました。
日本にはおよそ1500年前に中国から朝鮮を経由して伝えられました。
藍が庶民の間で花開いたのは江戸時代。
着物に作業着、のれんにのぼり、はては寝具まで。
江戸の町は藍色の町でした。
サッカー日本代表などのジャパンブルーのいわれはこの頃から言われ始めたそうです。
ですから藍の深いブルーは日本の色と言っても過言ではないのです。
日本で使う「藍」はタデ科の植物ですが、「藍染め」は植物に含まれるインディゴという成分を使って染める製法のことなので、タデ科以外にも各国によってインディゴ成分を含む植物が藍染めに利用されています。
今回tennenで使用する藍は琉球藍です。はいさ~い!
日本ではタデ科の「蓼藍」、インドの「インドアイ」(マメ科/木藍-もくらん-)」、琉球では在来の「琉球藍」(キツネノマゴ科)、などが代表的な藍ですが、今回tennenで使用するのは琉球藍です。
その特徴は深いブルーが特徴で、徳島の藍は若干赤みがあります。少し製法も違います。
同じインディゴ成分を含む藍染めといっても、使っている植物が異なるために色合いも違っています。
藍の魅力を一言でいうと、「生きている」という言葉で言い表されます。
染めてからの数年は赤味を帯び、落ち着くまで5年ほどかかります。
10年後には繊維の奥に入り込んで深みのある色が定着し、20年後にはいっそう冴えて鮮やかに美しくなります。
藍染の素晴らしい機能
また、木綿、麻、絹どんな生地にもよく染まり、布の耐久性を増します。
微妙な色の濃淡で剛健にも上品にも表情を変えるのも魅力。
実用面でも虫や蛇を寄せつけないことから山や畑作業にも重宝されます。
保温性にすぐれ、肌荒れも起こしにくいため、赤ちゃんの衣服にも最適です。
藍の葉は昔から薬効が広く知られ、薬用植物として解熱、解毒や抗炎症薬等など、貴重な民間薬として使用されていました。
日本では明治時代にインディゴの輸入が増え、天然の藍が途絶えそうになったことがありました。
しかし、藍師が戦時中も種も守り、藍作りを続けてくれたおかげで、現代の私たちまで伝統が受け継がれているのです。
現在いくつかの県では藍染めを無形指定文化財として保護しています。
伝統的な藍染めを体験できる工房も少なくありません。
合成インディゴとは化学薬品を使用して染めた合成染料がインディゴ染めです。
それにより、安定した染めができるようになり、安価で大量生産が可能になりました。
しかしながら天然藍が持つ魅力、効能などは反映できないのと、一枚一枚微妙に違うブルー。
まさに一期一会の藍染なのです。
tennenの藍染製品を購入していただいたお客様は是非ともこの藍染が持つブルー、そして経年変化によって自分だけのブルーを堪能していただければと思います。そして、染め直しも可能なので長く愛着を持って来ていただけるのがこの藍染だと思います。
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藍染めの製品は色落ちいたします。
着用の際には下着や白い衣類には色移りに注意してください。
色落ちは、洗濯を繰り返すうちに少なくなります。
整髪剤やローションなどが付着いたしますと色落ちの原因になります。ご注意下さい。
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洗濯は手洗いで水洗いのみ.
乾燥は日陰乾しのみでお願いします。また脱水は避ける。
洗濯の際は色が出ます。他の洗濯物と一緒にしないでください。
藍染めは色落ちしてこそ、味わいのあるものです。
漂白剤の使用は避けてください。
洗濯機の洗濯槽が汚れる場合がありますのでご注意ください。
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藍染は日に当たると変色(日焼け)します。
日光の直接あたる場所に長時間放置すると、日の当たった部分だけ日焼けする場合がございますのでご注意ください。