ドライで肌離れがよく、丈夫。夏に最適な生地を使ったパンツです。
ドライで丈夫でどこかゆるっとしているパンツ。
その生地はオーガニックコットンの節のある糸を使いました。
それは業界用語でいう「スラブ」という呼び名でも表しているように、そこし表面が粗い雰囲気で凹凸のある生地を表に使用しています。またやや強撚によっているので非常にサラッと肌離れがよく、夏に最適な生地になります。
ゆったりとした雰囲気。
夏にカッチリもいいですが、どこかヌケ感のある雰囲気のパンツを作りたくて、デザインや縫製にも気を使いました。
シルエットは比較的ワイドでゆったりとして、ステッチも少なめにしました。バックポケットは中縫いして、フラップもステッチは入れず、ウエストもヒモ仕様にしています。
オーガニックコットン。
しかも製品がゴミになったとしても全て自然に帰ります。
Tennenの製品はなるべくそのままでも自然に帰るように「自然分解100%」を目指しています。
それには大きな条件があるんです。それはズバリ「石油由来の原料」を使わないという事です。
繊維で言えばポリエステルやナイロンはそれに当たります。ですから縫い糸からブランドネームまで全てコットンで作られています。「縫い糸」はいまの時代ではほとんどがポリエステルかナイロンですがあえてコットンの糸を使っています。このように極力自然分解できるように考えられて作られています。
最近では「プラスティックフリー」という言葉が巷で言われていますが、その大きな要因は自然分解しない石油由来、そしてシングルユース、いわゆる使い捨てのものがゴミとしてco2を多く排出し、海や山にゴミとして残り、自然環境、生物を苦しめています。それは人間も同じ事なのです。
自然環境にはきっちりと、着こなしはゆるっと。そんなパンツです。