リサイクルの続き。そんなの想定内です!!!

さて。さて。
現在進行している捨てられた衣類から作るリサイクル糸のお話です。
先日は待望のリサイクル100%の糸が大正紡績さんから上がってきました。
実は喜び湧き上がる我々の心は次の製品に向けての準備を始めたところでしたが、
いざ糸の量産に入るとかなり難易度が高く、難しいと連絡がありました。
なんと。。。。。 まぁ まぁ 想定内です!
そこで都内にある大正紡績さんの事務所にて打ち合わせをしてきました。

今回は数キロ作ったんですが、それも通常のラインではなく、
とてもゆっくり作るウールのラインで、24時間体制にて作られました。
それでも安定せず、かなり難易度が高く、どうしたもんかと。

原因はとても興味深いものでした。

まず第一に 糸のクズが多く、合繊でできた長い繊維がある。これが紡績に邪魔をしてしまいます。
第二に繊維長のばらつきがあります。要するに長い繊維と短い繊維のばらつきが大きい。この要因はかなり大きいそうです。
このような繊維が混じる事でかなり細い部分と太い部分の差が出てしまい、結果切れやすくなります。

さて、どうしたもんかと。そこで諦めないのが我々クルーです。

しかも、リサイクル100%にしようとすると5番というかなり太い糸しかできないので、作るアイテムも本当に限られてしまいます。

そこでプランBに変更する事にしました。
そうなんです。想定内です! プランBです。

そのプランBとは!!!!!?????????

結論としてはオーガニック超長綿を50%足して作る。という事です。

「あれあれあれ? そんなの意味ないじゃん」と思ったそこのあなた!

意味あるんです! そもそも。まず。捨てられたコットン製品からは100%リサイクルで作った細い糸は私の知る限り現存しません。それだけ難しいのです。
50%でも大きな第一歩だと思っております。決してゴールではありません。
でもそれでもあの大きなゴミの山を再生する事、繊維製品のリサイクル率の低さから意味のあるチャレンジなのです。しかも次の糸は15番といって、1回目のものより3分の1も細く作ろうとしているのです。

大正紡績さんはじめ、我々はとてもクリエイティブな事にチャレンジしているんです。

そこでまた世の中で初めての捜索です。

誰かコットンの繊維長をある一定の比較的長めにできる魔法のアイデアを持ってないでしょうか?
もしくは一緒に考えてくれる研究機関などないでしょうか?
また、繊維に数パーセント混じる合成繊維を取り除くアイデアを持ってないでしょうか?

なので、最終的には生分解性100%=合繊が全くない製品にして循環させる事が重要なんです。
すごく面白くないですか? ワクワクしませんか?
これらができれば世の中は変わります!

一緒に誰か考えてもらえないでしょうか??????????????

とても面白い事だと思うのですが。

Mar 12, 2019 | Category:news