100%リサイクルの糸が上がってきたぞーー!!

 

なんと!なんと!先日からお話ししているリサイクル糸ですが、とうとう、とうとう、大正紡績様より届きました! ありがとうございます!
このプロジェクトの第一段階としてしては「捨てられた繊維製品から100%のリサイクル糸を作る」が目標だったので、とりあえずホッとしています。

今回は糸の太さは9番。といって Tシャツを例にすると 一般的には30番とか40番(数字が大きくなればなるほど糸は細くなります)なので、少し太めの糸になります。

糸はやはり節があって、毛羽が多い糸ですね。

さてこれをホールガーメント※1 というで製品にします。
何を作りましょうか? とても楽しみですね!ワクワクします!
まずはしっかりと製品が出来上がるようニッターさんと話し込んで行きたいと思います。

まるで先が見えない 藪漕ぎのようなプロジェクトですが、少しづつ見えてきました。

「やって見ないとわからない」。本当に皆様の協力がなくてはできない事なのです。

まだまだ先の話ですが。今後の課題はテンネン製品でリサイクルを循環させる事。
また、捨てられた繊維製品でもコンスタントに循環させられれば、とてもハッピーな仕事になるなぁ。と思っています。

まずはユーザーの皆さんが喜んでいただけるような製品を作ります!乞うご期待ください。

※1  ホールガーメントとは。SHIMA SEIKI様より抜粋。
通常ニットウェアは、前身頃、後身頃、袖といったパーツを別々に編成して縫い合わせることによってできています。それとは対照的に、SHIMA SEIKIのホールガーメントニットウェアは、一着まるごと編み機から直接、立体的に編み上がります。そのため裁断や縫製といった後工程が不要となり*、労力や時間の削減が図れるほか、縫製に高度なスキルを要する立体成型、あるいは縫製が不可能な複雑なアイテムなど、まったく新しいニットの発想をも実現可能とします。身体の動きを妨げる縫い代がないのでファッションはもちろんのこと、スポーツやメディカルの分野でも、機能衣料やウェアラブルなスマートガーメントの生産にも最適です。また、縫い目がないので『第二の肌』と呼ばれるほどの着心地が得られます。さらに一着分の糸しか使用しないので環境に優しく、“理想のニットウェア”といえます。

Jan 27, 2019 | Category:blog, column, news