ハイサーイ!藍染め祭り@東京店!

いつもテンネンをご覧いただきありがとうございます♪
続々と南の方から梅雨明けのお知らせが届く昨今ですが、どんどん夏が近づいて来てますねー。
そんな夏を爽やかに乗り切る装いといえば、『藍』かもしれません。

藍の魅力を一言でいうと、「生きている」という言葉で言い表されます。
染めてからの数年は赤味を帯び、落ち着くまで5年ほどかかります。
10年後には繊維の奥に入り込んで深みのある色が定着し、20年後にはいっそう冴えて鮮やかに美しくなる藍。

木綿、麻、絹どんな生地にもよく染まり、布の耐久性を増します。
微妙な色の濃淡で剛健にも上品にも表情を変えるのも魅力。
実用面でも虫や蛇を寄せつけないことから山や畑作業にも重宝されます。
保温性にすぐれ、肌荒れも起こしにくいため、赤ちゃんの衣服にも最適です。
藍の葉は昔から薬効が広く知られ、薬用植物として解熱、解毒や抗炎症薬等など、貴重な民間薬として使用されていました。

日本では明治時代にインディゴの輸入が増え、天然の藍が途絶えそうになったことがありましたが、
藍師が戦時中も種も守り、藍作りを続けてくれたおかげで、現代の私たちまで伝統が受け継がれているのです。
現在いくつかの県では藍染めを無形指定文化財として保護しています。

私たちのアイテムを藍に染めてくださっているのは、京都にある『京都ほづ藍工房』さん。
藍染体験をはじめ、藍の魅力をさまざまな方法でアプローチされているステキな染め屋さんです。
ハイサーイ!なんて言っている意味は、そう、琉球藍で染めていただいているからなんですよ。

そんなテンネンの琉球藍の商品たち、いまこれらは東京店に集結しております!
染め直しにも対応いたしますので、ぜひご覧にいらしてくださいね。

チームテンネン

Jul 14, 2021 | Category:news